格安SIMでiPadを使う、おすすめの格安SIM(MVNO)は?

iPadこそキャリアで契約してる意味があまり無い気がしている人もおおいのでは?
格安SIMを使えばiPadの利用料が月々の費用を1,000円以下に抑える事も可能です。
最近では各MVNOも対応iOSが増えたり、iPadの使えるバージョンも増えてきました。
そんなiPadで利用できる格安SIMについての疑問をまとめてみました。

格安SIMは何もスマホだけじゃなく「iPad mini」「iPad Air」「iPad Pro」でも使うことが可能です。主にiPadの種類は以下の4つになります。

格安sim対応状況
  • ドコモのiPad
  • auのiPad
  • ソフトバンクのiPad
  • SIMフリーのiPad

iPadを格安SIMで使うのにおすすめのMVNOは下記になります。

格安SIMのデータSIMを使えば月1,000円で運用が可能に!

iPadに格安SIMを挿して使えばスマホ同様に月額料金を抑えて使うことが可能です。しかもiPadは通話機能がないのでネット利用がメインの「データSIM」契約になります。

データSIMは「通話SIM」よりプラン価格が安く、月3GBなら約900円と1,000円以下で高速データ通信を使うことが可能なので、iPadには最適です。

楽天モバイルのデータSIM料金表


楽天モバイル

楽天モバイルのデータSIM料金表

LINEモバイル

LINEモバイルは料金プランが少し他と比べて変わっていて、月額500円/1GB~選択可能。また、LINEフリープランであればLINEアプリなどSNSにかかるデータ通信料はかかりません。コミュニケーションフリープランであれば、LINE+FaceBook+Twitter+インスタのデータ通信量がカウントフリーに。

3GB以上のプランは楽天モバイルよりも少し高いですが、4つの主流SNSアプリのデータ通信量がかからないので、頻繁に使う方にはかなりオススメの格安SIMだと言えます。


LINEモバイル

mineo(マイネオ)データSIM料金表

マイネオ

ドコモ・auブランドのiPadで格安SIMを使いたい時

SIMロック解除が必要かどうかですが、MVNO側の「同回線で、動作確認端末一覧に掲載されていればSIMロック解除する必要はありません。

iPad以外の今までのタブレット事情

外出先でタブレットを使ったデータ通信を利用するには大きく分けてスマホのテザリング機能を利用する方法とセルラーモデルのタブレットを使用する2つがあります。

Wi-Fiモデルのタブレットは原則としてWi-Fi環境のある場所でなければデータ通信ができず、それ以外の場所で利用するには親機となるスマホなどのテザリング機能でタブレットを子機として接続する方法が一般的です。

テザリングには主に2種類があり、Wi-Fiテザリングでは親機がWi-Fiルーターのように機能しタブレットを接続することができますが、あらかじめSSIDやパスワード、データ通信に利用する暗号化プロトコルなどの設定を済ませておく必要があります。

もうひとつの方法のBluetoothテザリングを行う場合にスマホとタブレットをペアリングモードにして近づけるとペアリングが行われるので、難しい設定も必要ありません。

Wi-FiテザリングはIEEE802.11acを採用している場合には理論値で最大433Mbpsから2600Mbpsに対応しており、スマホ側とのやりとりでボトルネックとならず快適なデータ通信を実現しますが、消費電力がやや高いと言う欠点もあります。

一方のBluetoothテザリングは伝送速度こそ3Mbps程度とやや物足りなさを感じるものの、何と言ってもペアリングによる接続の手軽さと消費電力が低いので外出先でのバッテリー駆動に向いている規格です。

ここで気になってしまうのが通信量の問題で、テザリング機能を利用する場合には通常のスマホの運用で必要な容量にタブレットのための容量が上乗せされ、毎月設定されている高速データ容量を使い切ってしまえば低速モードとなり大切なメッセージのやりとりなどに支障を来たしてしまいます。このまま翌月に容量がリセットされるまで我慢して使用するか、高速データ容量を追加購入して対応する必要があり、Wi-Fi環境以外でのタブレットの使用は災害時や緊急時に外出先で使用するケースに留めるなどの運用方法が一般的でした。

しかし、昨今の格安simの台頭によりリーズナブルな月額利用料で大容量の高速通信が可能になった背景もあり、常時テザリングでタブレットを運用するユーザーも増えています。
格安スマホの一部にはsimカードを2枚挿入できるデュアルsimカードスロットを搭載したモデルもあり、1枚目を大手通信事業者のsimカードで日常的に運用し、2枚目を格安simでタブレットなどを接続する用途に使用するなど有用な選択肢も増えています。

以上の方法とは一線を画するセルラーモデルのタブレットは本体にモデムとsimカードスロットを内蔵しており、Wi-FiやBluetoohで接続する手間も必要なく電源をオンにすれば即座に単独でデータ通信を行えるのが便利です。

大手通信事業者では、タブレットを外出先に持って行った時だけ使用したいなど日常的に運用しない場合に2枚目のsimカードを追加するとなると割高と感じるユーザーも少なくありませんでしたが、格安simであれば維持費もリーズナブルな料金で済むことからタブレット用に加入するユーザーも増えています。

Wi-FiやBluetoohによる外的要因に一切影響されること無く加入したsimカードサービスが持つ伝送速度がダイレクトに利用できる一方で、タブレットの本体価格がWi-Fiモデルと比較して高額となってしまうのが検討材料となります。
タブレットでインターネットを利用するための運用方法にはそれぞれリスクとベネフィットがあり、利用シーンや費用対効果などを勘案しながら最適な方法を選びたいところです。