初心者必読!格安SIMとは?その仕組みとは…

格安SIM(MVNO)とは?

格安SIM(MVNO)とは、その名の通りauやドコモなどの大手キャリアのSIMに比べて料金の安いSIMのことです。

当初は、ドコモやauに限定されて導入されていましたが、近年はソフトバンクにも対応する業者が増えてきました。

格安SIM(MVNO)と大手会社の違い

そもそも、格安SIM(MVNO)と3大キャリア(au,ドコモ,ソフトバンク)とは何が違うのでしょうか?
金額が格安SIM(MVNO)が安いというのは、何か理由があるはずと不審に思ってしましますよね。

その理由とは・・・格安SIM(MVNO)は自分達で基地局を持っていないんです!

3大キャリア(au,ドコモ,ソフトバンク)携帯会社は、基地局を自分達で持っており、そこから電波を発しスマートフォンに電波を飛ばし、ユーザーが快適に使用出来る様にしてくれています。

3大キャリア(au,ドコモ,ソフトバンク)携帯会社は、基地局を増やすことによりユーザーの電波の安定性や利便性を実現しています、しかし、この基地局の運営に対して設備投資が非常にかかってしまうのです。

で、この設備投資の資金は結果ユーザーが(基本使用料金などにより)支払って行く事になります。

しかし、格安SIM(MVNO)は自分達で基地局を持っていません

3大キャリア(au,ドコモ,ソフトバンク)携帯会社のキャリア回線を借りて使用する事によって、ユーザーはスマートフォンを使用する事が出来ています。

例えば、楽天モバイルはドコモ回線の格安SIM(MVNO)なので、ドコモのスマホ(iPhone含む)ならSIMロックを解除しなくても、そのまま使えます。しかし、楽天モバイルをauのスマホ(iPhone含む)で使いたい場合は、SIMロックを解除する必要があります。

結果的に、所有していないという事は、設備投資をユーザーは支払っておらず、キャリア回線にレンタル料だけを支払っている形になるのです。

この事から、格安SIM(MVNO)は格安で利用でき、3大キャリア(au,ドコモ,ソフトバンク)と格安SIM(MVNO)の違いは、結果的にキャリア回線を持っているか、レンタルしているかという事になるのです。

格安SIM(MVNO)は大手キャリアから回線を借りています。

格安SIM(MVNO)を契約する前に、「どの回線を使っているのか?」を確認しておいた方が良いです。なぜなら、回線の種類によって今あなたが持っているスマホ(iPhone含む)をすぐに使えるかどうかが変わるからです。

お使いのスマホ(iPhone含む)が対応しているかどうかは、格安SIM(MVNO)診断の【SIMLY】というサイトで検索してみてください。

格安SIM(MVNO)は今の電話番号がそのまま使えるのか?

「格安SIM(MVNO)は今の電話番号がそのまま使えるのか?」と思っている人もいるでしょう。格安SIM(MVNO)でも、今使っている番号をそのまま使って乗り換える(MNP(乗り換え))ができます。なので、友人に「番号が変わりました」という連絡をしなくても済むわけです。

用途によって契約するSIMは変わる?

通話が多い人用

格安SIM(MVNO)はネットの通信料の料金が低価格な事がポイントなので、大手会社の様な通話料かけ放題が存在しません。

30秒で20円の通話料がかかる事が格安SIM(MVNO)では一般的ですが、これでは、通話の多い人は格安SIM(MVNO)に変更する事が出来なくなってしまいますよね。そんな時は、通話料金が5分、あるいは10分間はかけ放題となるプランを設けている格安SIM(MVNO)がオススメです。

楽天モバイルは、月々850円で5分間以内であれば電話がかけ放題となります。

UQ mobileは、月々1980円で5分以内であれば電話がかけ放題。

定額制にしておいた方が安心して通話も行う事が出来ますね。

よく電話をするし、5分じゃ収まらないという人は、mineo
がオススメ。




月々850円で10分以内の通話はかけ放題です。

通話の多い人にはオススメのプランです。

速度を重視

格安SIM(MVNO)は大手携帯会社のキャリア回線を借りて使用している訳ですから、どうしても、大手キャリアユーザーの利用時間が多い時間帯(例えば20時以降の夜の時間等)は、回線が混雑するので、通信速度が低下してしまいます。

ソレハ困る!そんな細かいことを気にするぐらいなら格安SIMなどいらない!といったような通信速度を気にせずに使用したい人には、この2つがオススメ。



とにかく安く使いたい!

折角の格安SIM(MVNO)なのだから、とことん安くしたいと思われる人は下記がおすすめ!

LINEモバイルは、SNSを中心に利用する人にとっては、とてもメリットの多い格安SIM(MVNO)です。

SNSだけの利用であれば、どれだけ使用しても、通信速度に制限はかかりません。

SNSだけの利用なら、500円からスマートフォンを持てる事が出来ます。

もちろん、通話利用のできる契約形態もあるのでご安心ください。

大手キャリアの場合、毎月のスマホ(iPhone含む)代が6,000円以上かかることが多いです。実際、毎月のスマホ(iPhone含む)代は平均6,500円というデータがあります。それに対して、格安SIM(MVNO)の中には毎月1,000円程度で、電話とインターネットが使えるものもあります。

上記の様に、使用用途や活用頻度に合わせて様々なプランや格安SIMの特徴があり、それらをうまく利用することで確実に利用料は安くなります。